
一般社団法人ウーマンエンパワー協会では、子育て女性向けイベント・ママハピEXPOや、子育て世代のためのWEBメディア・ルバートを運営する(株)ルバートと連携し、20~40代を中心とする子育て世帯を対象としたアンケートを実施しました。今回は子育て世帯向け「男性育休」に関するアンケート調査をいたしました。
≪調査内容≫ 子育て世帯向け「男性育休」に関するアンケート
≪回答期間≫ 令和7年7月1日~7月31日 ≪有効回答数≫ 104名
≪調査背景≫令和7年4月1日から育児休業給付金の制度が大きく変わり(※)、ママもパパも育児休業中に支給を受けることができる制度が増えました。男性の育休取得が会社で推進されている中、男性が育休を取得される際にママから「一緒に育児をしたいから休んでほしいが、お給料が下がるのは困る」といった声が多く上がりましたが今回のこの制度によりママもパパもお金の面でデメリットなく育児に専念できるのではないでしょうか。
今回はそんな「男性育休」について子育て世代のママやパパに回答していただき育児休業に制度に関してリアルな声を聞きました。
(※)育児休業給付は給与の約67%で、これまで、男性が育児休業を取得する際に慎重になる理由として手取りの減少という点がありました。今年4月1日から創設される「出生後休業支援給付金」では父母ともに14日以上の育児休業を取得したことなどの条件を満たせば、従来の育児休業給付67%に加えて、出生後休業支援給付金13%が上乗せされて、合計80%が支給されるようになります。また育児休業中は健康保険料・厚生年金保険料が免除され、そしてこれらの育児休業給付金は非課税である点などから、手取り10割相当となるように改正されます。出典:厚生労働省
≪一部回答公開≫
設問9【夫婦で育休を取得できましたか?】
・取得できた…60.6%
・取得できなかった…25%
・取得しなかった…14.4%

設問11【設問9で「取得した」を回答した方へ 機会があれば、もう一度育休を「取得したい/してほしい」と思いますか?】
・はい…87.9%
・いいえ…12.1%

※アンケート調査結果はウーマンエンパワー協会の正会員ABの皆様のみ公開となります。
調査結果
アンケート結果からは、多くの女性が長期の育休を希望している一方で、男性は育休を望みながらも実際には取得できていない現状が明らかになりました。
また、育休取得に対する主な懸念としては、収入の減少やキャリアへの影響が挙げられ、これらが大きな障壁となっています。こうした背景から、制度の充実や職場環境の整備が重要な課題であることが考えられます。
アンケート設問内容
回答者の属性①ご自身の性別を教えてください
回答者の属性②ご自身の年齢を教えてください
回答者の属性③お子さんの年齢を教えてください(複数回答可)
設問1【配偶者(パートナー)はどの程度育休を取得されましたか?または取得予定ですか?】
設問2【配偶者(パートナー)には、どの程度育休を取得してほしかったですか?または取得予定ですか?】
設問3【仕事で関わる職場の男性が育休を取得する場合、どの程度が適当だと思いますか?】
設問4【あなた自身が育休を取る場合、どの程度が適当だと思いますか?】
設問5【女性の方が、育休が長いイメージですがその理由はなぜだと思いますか?(最も当てはまると思うもの最大3つまで)】
設問6【ご自身が育休を取る上で心配なことは何ですか?(最も当てはまると思うもの最大3つまで)】
設問7【配偶者(パートナー)が育休を取る上で心配なことは何ですか?(最も当てはまると思うもの最大3つまで)】
設問8【男性が育休を取るメリットは何だと思いますか?(最も当てはまると思うもの最大3つまで)】
設問9【夫婦で育休を取得できましたか?】
設問10【設問9で「取得した」を回答した方へ 育休を取得して良かった点困った点を教えてください】
設問11【設問9で「取得した」を回答した方へ 機会があれば、もう一度育休を「取得したい/してほしい」と思いますか?】
設問12【設問9で「取得できなかった・取得しなかった」を回答した方へそれはなぜですか?】
中小企業の会社で育休自体が認めてもらえなかったから
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